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INTRODUCTIONS OF NEW SONGS
beatmania IIDXでは、ポップな曲はよりポップに、コアな曲はよりディープを追求して収録をいたしました。
収録曲においても、自らが好きな楽曲を制作、選曲しており、ビーマニファンの方に是非楽しんでいただこうと思っています。
ゲームのみならず、ご自宅でも聴いてみたいと思っていただければ幸いです。
私たち、サウンドスタッフの自信作である、beatmania IIDXの収録曲の中から、今回いくつかを特別に紹介します。
dj nagureo


ビートマニアIIDXになって、実写や3DCGムービーなどありとあらゆるビジュアルを扱うことができるようになりました。
全ての曲をクリアするのを目指すとともに、ビジュアルの方もどうぞ全部チェックしてみて下さい。
一つ一つのビジュアルの完成度より、全体としての百花繚乱なイメージを生み出せるかを今回のビジュアルのコンセプトとしました。
とは言っても、まだまだ、いろんな可能性を秘めています。ですが、まずは、このIIDXでいっぱい楽しんで下さいね!
VJ GYO



 
flo jack [HIPHOP] m-flo
m-floの新曲で、DXにおいて、一番最後の収録になった曲です。インパクトのあるリフに、リサさんのメロディーが繰り広げられます。
イントロからの心地よいリフは、サンプラーを操作しているつもりで、いろいろとアドリブをしてみると面白いでしょう。
また、この曲を聴いて、u gotta grooveを思い出した人は、なかなかです。

m-floさんからはタイアップアーティストとして、楽曲の他にオリジナルビデオクリップの方も提供頂いています。
ですが、この曲についてはオリジナルビデオクリップができる前にビートマニアIIDXにのせて、みなさんにお届けしようということで、以前より提供を受けている映像ソースの中から編集して制作という運びになりました。
映像制作していく中で、別の目的で作られた映像が、ある曲になぜか溶け込んで、合ってるように見えておもしろい!ということが何度かありましたので、今回はそれをカット編集上で再現してみようと、意識的に曲の流れや展開に合わせないように作ってみました。
なのに、なぜか1箇所だけピッタリあってるカットがあるんですよ。分かるかな・・・



YOU MAKE ME [JAZZ HOUSE] MONDAY MICHIRU
dj nagureoが、昔から大ファンだったマンディさんの曲を、ゲームにさせていただきました。ご本人のビデオクリップもゲームと同期をしています。
ホント、私自身の念願の夢が叶いました。この楽曲によって、ビートマニアが今後どのように進化していくか、ご理解いただいたと思っています。
マンデイ満ちるさんは、ジャズピアニスト秋吉敏子さんの娘で、日本のクラブ系ジャズソウルシンガーの草分け的存在です。
最近の、japaneseR&B流行の中、カリスマ的存在であるボーカリストのマンディさんと、チャラ、UA等のプロデュースで知られる、大沢伸一さんによる楽曲をチョイスさせていただきました。

このムービーは、オリジナルビデオクリップでありまして、TVでオンエアもされていますね。
beatmaniaIIDXではこの曲のように楽曲だけでなく映像も含めた、著名なアーティストとのタイアップが当初のコンセプトより組み込まれていました。
クラブミュージックを基調としたbeatmaniaシリーズの世界観にマッチするアーティストを探し求めていた中で、マンディ満ちるさんとのタイアップの話が現実化した時にはdjnagreoさんと一緒に狂喜したものです。
躍動感あふれる歌唱パートはカラーで、スタイリッシュなポージングのパートはモノクロで表現され、マンディ満ちるさんの魅力が二つの切り口から同時に伝わってくる!というとても素敵なムービーです。


 
GAMBOL [BIG BEAT] SLAKE
今回より、ビートマニア専任スタッフとして参加していくSLAKEの第一弾です。
SLAKEは、ドラムンベース系のトラックを主に制作しているDJで、ビートマニアのdeep&spiritual部門を、トラックメーカー、プロデューサーとして今後も活躍していただきます。
私の予想外に、ビックビート、デジロック系が来てしまったので、制作を急遽お願いしました。ダークかつコアな空間が、スペシャルムービーによって際だちます。

開発者出演の刑事ドラマをでっち上げて、それをミュージッククリップのネタにしてしまおうという企画がMiZKiNGさんより第一回目の会議から打ち出されてはいたのですが、実際の製作はかなり難航しちゃいました。
出演者は全員ビートマニアIIDXの開発者で専門ごとに忙しい時期も違い、また、2分足らずのムービーとはいっても、監督と助監督と脚本と絵コンテとカメラと照明とキャスティングと進行と美術と記録とロケハンと・・・あとなんだっけ、まあ、こんな感じにいろんな役目を一人でこなすということで大変だったんです。しかも、出演者は一人以外、全て先輩及び上司という・・・
しかし、撮影が始まってからは関係者全員がノリノリでGOって感じで、時間が惜しい位にあっと言う間に終わってしまいました。
いろんな面で大変勉強になり、制作に要した時間も一番長くて、思い出深い「体育会系」ムービーです。


 
Dr.LOVE [DANCE POP] baby weapon feat.Asuka.M
ウーン、アハーンが印象的なダンスポップで、MAX等を手がけるプロデューサー、コンポーザーの上野圭市さんによるダンスポップです。
上野さんは、かなりのゲーマーであり、ビートマニアでかなり遊んでいただいて、楽曲を作っていただきました。キャッチーでインパクトのあるメロディーで多くの人に焼き付けるでしょう。ビートマニアは、ダンスポップでも、高いクオリティーの楽曲、ゲームを追求していきます。

このムービーを始め、多くのムービーの撮影は楽曲の制作がアップする前に終了しておいて特定のムービー用ではない素材としてストック、編集段階で楽曲の雰囲気や展開に合わせ、半ば即興的にビデオクリップに仕上げるという手法を使っています。
これは従来のミュージックビデオの制作と、VJがクラブやイベントで即興的に様々なビデオをつないでいく映像作りの中間を行くような手法だと言えます。
で、ムービーのダンスシーンも、実は楽曲の制作進行とはまるで別のスケジュールで撮影されたもの。ダンスの際に使用された楽曲のジャンルもこのDr. LOVEとは全く異なるものだったと記憶しています。
出演しているダンスチームのbrawn sugarにとってもストリートパフォーマンスは始めてとのことで、最初は戸惑っていたものの、次第に吹っ切れたように楽しくダンスを繰り広げてくれました。その辺の雰囲気が伝わればな、と思います。


 
perfect free [HOUSE] nite system
ビートマニアレギュラースタッフ、ワタナベヒロシ氏による、ハウストラックです。実は、3rdMIXと同時にニューヨークで収録した物です。
ショーやロケテスト等で、ご存じの方は多いはず。インパクトのあるイントロのフレーズは、大音量でクリアしたいですね。

ハウスというのはその名が暗示する通り、あまり屋外で聞くための音楽ではありません。ハウスを聞いて踊るダンスというのも当然、室内、ダンスフロアで行うものなんですが、それじゃ普通すぎるとMiZKiNGさんと僕とで、ダンサーの西さんに無理を言ってストリートダンスに即興でアレンジしてもらいました。「チャリンコ写っちゃいますよ。ここ・・・」とか、かなり不安(不満?)気な台詞や面もちを残しながらも、非常に暑い中、パワフルなダンスをして下さって、最後には、いい経験になったと笑って喜んで下さったのが思い出されます。


 
celebrate [SOUL CLASSIC] JJ COMPANY
dj nagureoがプロデュースするソウルクラシックで、複雑なホーンセクションと、ソウルフルなボーカルが、懐かしく感じさせます。
プレイヤーも知る人も知る驚きの、超豪華スタッフであります。派手なアレンジが、ゲーム的にも面白くします。
この曲によって、ビートマニアも70年代に踏み込んでいき、次の展開が予想できるでしょう?

この曲は、聞いてすぐにもイメージが浮かび、そして、戸惑ったことが思い出されます。なんと言っても、まず歌唱のシーンや演奏のシーンが真っ先に目に飛び込んで来て、イメージが固定されてしまったからです。
今回は諸般の事情により、そういったシーンの撮影ができなかったので、残念ではありましたが、ダンスチームのbrown sugarは、元々ソウルやR&Bシーンで活躍しているということもあって、この本格的なダンスに助けられて、なんとか仕上がった感があります。
ダンスや海浜のシーンは国内撮影ですが、さらにアメリカなどの風景映像をからめて、画質の調整を加えたことで、よりCLASSICなSOULのイメージに近づけたかな、と思います。


 
LUV TO ME(disco mix) [EURO BEAT] tiger YAMATO
beatmania 3rdMIXにおける名曲を、本場ディスコトラッカー?、tiger YAMATOがリミックス。普段は近寄れないコワーイ人で、私もなかなか話が出来ませんでした。
愛機、MC500とDX-7を持てば、恐ろしいほどの早い手つきで仕上げていきます。
プロフィールの情報以外は、不明であり、今後、化けの皮がはがされていくか、楽しみです。

このムービーはbeatmania、同2ndMix、同3rdMixで使用されて好評だったアニメだけを素材にして作ってみたもので、ダンス系の従来曲の汎用としても使われています。
アニメとして完成しているものが素材なので、その点では最高でしたが、一つ一つのアニメの長さは非常に短いので、結果として何度となく繰り返し使うことになります。その際に、いかに単調に見えないようにできるかということで、素材の組み合わせ方に工夫してみました。
それに多少の酩酊感を伴うようなスピード感も重視したポイントです。
他にも4種類の同様なムービーを制作しましたが、特に従来からのbeatmaniaファンやマニアの方に喜んで頂ければ最高です。


 
GRADIUSIC CYBER [DIGI-ROCK] TAKA
サウンドのみならず、ヴィジュアルも含め、トータル的なクオリティーアップを計るべき、beatmania IIDXでは、インタラクティブな最高難易度レベルのゲーム性と、ヴィジュアルとの同期を追求するべくプロジェクトを結成しました。
そのトラックメーカーTAKAが作り上げたGRADIUSIC CYBERによって、コナミを象徴するグラディウスと、ゲームに新しい旋風を巻き起こしたビートマニアが融合しました。ビートマニアマニアの方々に楽しんでいただくべき、ゲーム調整を行い、挑戦を挑みます。

唯一のフル3DCGムービーです。完成している映像を通じて、楽曲制作が一から進められたので、映画ばりにビジュアルと効果音を含むサウンドが完全にリンケージしており、しかもbeatmaniaを継承するゲームとして成立している、という斬新なスタイルはIIDXでこそ再現できたと言えます。
難易度が高い曲で7KEYSではお手上げな僕ですが、4KEYSか5KEYSならクリアできますし、それでも十二分に醍醐味を味わえます。
初心者やあまり上手でない人、なかなか上達しない人にも優しいIIDXです。これも進化と言えるかな?


 
5.1.1. [PIANO AMBIENT] dj nagureo
今回、収録をしている上で、何かが足りない事に気がつきました。それはBeginning of lifeに始まったアンビエントシリーズで、nagureoが急遽制作をしま した。ヴィジュアルと充分打ち合わせをした上で、どんよりと暗く、希望や救いがあるようで先が見えない雰囲気で作りました。
5.1.1.の名前の由来は、けして豚マンではなく、老人が511号室の重い扉を叩き、ミシミシとした床を歩くイメージがこの曲にあったからです。

このムービーは、djnagureoさんから制作途中の段階で楽曲を聞かせてもらい、コンセプトやイメージについてのヒアリングをした後に、撮影に行きました。撮影には1日しか費やせず、曲の背景にある設定のうち、主人公の老人やその住居(511号室ですね)といったことまでを映像化できそうになかったので、その老人の主観映像ということでまとめてみました。いつも目にしている風景そのものではなく、記憶に残る見慣れた風景が、うたた寝中に夢として映像化されたような感じに思って下さい。 ムービー中に人間だけでなく、動物の一匹も出てこないのは、それらが彼の普段見る視野の中には最早収まっていないからなのです。 とすると、511号室というからには集合住宅の一室と想像できますが、他の部屋はきっと全て空き部屋のはずです。 形骸化した部屋番号。それでも511号室に住み続ける老人。この511という数字の羅列は彼にとってなんの意味があるのでしょうか・・・?


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