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Blueberry Stream

artist : dj TAKA
genre : HOUSE
movie : VJ GYO




3rd styleのエンディングテーマ「Tangerine Stream」の、HOUSE REMIXです。3rd styleでは、IIDXの新たな可能性を求めて「Presto」と並んで、クラブミュージックから大きく逸脱した楽曲を実験的に収録した訳ですが、この二つの試みは大成功(?)し、その後IIDXの定番ジャンル的な位置づけとなっていったわけです。

今年に入って、何の気もなくタンジェリンのイントロをキーボードで弾いていたときに不思議と四つ打ちのリズムが頭に流れたのがリミックスのきっかけで、そこからはあっという間に仕上げることができました。ムービーの方は大変だったみたいですけど…
リミックスといえば最近CMで、往年の名曲のリミックスやカヴァーを多く耳にしますね。一つのメロディを題材に、色んな人の、その人なりの解釈があったりして、結構興味深く聴いたりしています。

その手のリミックスは、実際手を施すこと自体は大したことではないんだけど、多分裏でプロモートを仕掛ける凄腕ディレクターなりなんなりがいるわけですね。あの名曲を、あの人にこう料理させて、このシーンに使う……ここまでをを完璧にできれば、あとはもうあっという間だったりするわけです。

( TAKA )



ブルーベリーストリーム航空という架空の航空会社をでっちあげ、さらにその会社の企業PR映像もでっちあげ、これをネタにしたミュージックビデオクリップというのがコンセプト。
元になった「Tangerine Stream」が朝焼けの中を飛ぶ飛行機をイメージした曲、と知っていた方はニヤリとされたかもしれません。

ロゴやマークのデザインから始まり、搭乗券や飛行機まで作ったりと、これまで制作してきたムービーの中でも格別に下準備に手間がかかってしまい大変でした。
・・・ですが、飛行機に飛行場、それに印刷物まで航空関連のデザインはなんでも非常に洗練されていて大変好きなので、あくまで「なんちゃって」ですがそれに模したものを作ることができて、むしろ楽しかったかも(夢も広がっちゃったりして)。

曲の展開自体が、搭乗するまでの心地よい緊張感、離陸した後の安心感や開放感、そして着陸した後の期待感や高揚感・・・といった旅客の心の動きに即したドラマチックな展開なので、ムービーの構成自体は全く悩みもせず、「まだブルーベリー色の早朝に発つ飛行機で一路南国へ」というプロットができあがりました。
イントロの搭乗券の印字をモチーフにしたモーションタイポグラフィだけは旅客の視点ではなく、TAKAにも「(搭乗券っていうことが)わからないんじゃないかな?」と言われたのですが、曲を聴く前から温めていたアイデアだったので使わずにはいられませんでした(笑)。

なお、旅先での詳細な光景や模様は短時間でまとめられていますが、これについては「Summer Vacation (CU mix)」のムービーを持って補完されます(VJ YUZのアイデア!)ので、ぜひ二曲続けてのプレイを!!

( VJ GYO ) 


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