memories

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artist : TAKA
genre : BEAT ROCK
movie : VJ GYO


TAKA / SOUND


beatmania THEFINALで「fellows」という曲を作らせてもらった時に、ビートマニアに出会った頃を思い出してインスパイアされたものを形にしたんだけど、それよりもっと前の自分、ロック少年だった頃の自分と重ね合わせた曲を、敢えてこのビートマニアIIDXでやってみたくなった。
10年前のあの頃と比べて、今の自分ってどうなんだろう・・・・そんな思いから生まれた曲。

だから、敢えて現代のテクノロジーには頼らず、記憶を頼りに昔ながらの手法にこだわり抜いた。
今でこそ、ビール一杯で気軽にギターやドラムの演奏を頼めるミュージシャン仲間が一杯いて、「何だ、言ってくれれば演ったのに」と言ってくれる友達もいたんだけど、今回は敢えてそうはしなかった。

過去の自分との対峙・・・・それは鏡の向こうの、見覚えのある少年との対決。

だからこそ、作詞作曲編曲、プログラムミング、演奏、歌唱、レコーディング、エンジニアリングまでの全ての行程を、下手くそでも自分一人でやることに意味があったんです。
さすがに、一人で録って一人で歌ったのは相当淋しかったけど・・・・・

そんな思いに共感してくれたVJ GYOの演出によって、予定外にムービーまで出演してしまいましたが、あの頃の僕ら二人は、冗談でも本気でもない、不思議なテンションだったのをよく覚えています。

歌詞の内容は、
夢見たたった一つの何かに憧れて、どうしようもない位に憧れても、憧れだけではどうにもならない悔しさやもどかしさみたいな思いを歌っています。
”夢を見てる奴ら”なら、きっとわかってくれるはず。
その夢が大きければ大きいほど叶えることは難しくて、毎日のように言いようのない不安におそわれるけど、自分を信じてやり抜いたことは、きっと違う場所でも何かの形となる。
そんな”夢を見てる奴ら”に送るメッセージでもあります。


VJ GYO / MOVIE


BEAT ROCKならではの疾走感を生み出す編集を試みてみました。

そして、同じ時間軸を駆け抜ける、ボーカル、ギター、ベースそれにドラム。
一瞬、一瞬をとらえた時に、最も輝いて見えるパートを映す形でつないでいます。
ちょうど、小さなライブハウスの最前列にいるような感じになって頂けるように・・・

TAKAのように本格的にバンド活動をしていたロック少年ではなかったけれども、かすかに身に憶えがあるところもあって、撮影や編集だけじゃなく、スタジオ探しに衣装探し・・・バンド活動の一部をTAKAの隣で一緒に取り組むことで、あの頃、宙ぶらりんのまま放り出してしまっていた何かをやっと片付けることができたような気がしています。