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幼き頃より、数の秘術に魅せられたリアンはその大きな世界に入り込むうちに一つの小さく奇妙な抜け穴を見つけた。
抜け穴を覗いてみれば、その先にはどこまでも続く小道が見えた―――リアンはそれをゼータの小道と名付けた。
ゼータの小道には非常に難解な問いを投げかける女神シグマが幾度となく立ちふさがり、
リアンはそのつど小道の入口に戻されそうになる。
だが類まれなる天才であるリアンは、遂にシグマの出す7つの難問を見事な形で解き
その瞬間、この世界の膨大な設計図が頭の中に洪水のように入り込んできた。
こうして超越者となったリアンは、宝玉リスタチアに対してある解答を見出した。
リアンはリスタチアの核心的な起源を辿るべく空舟の遺跡に向う。
だが、そこには美しい踊り子が立ちふさがっていた…。
    

ゼクトバッハ叙事詩第2章第5節『ゼータの小道』より
                     

やあ、皆。我の名はZektbach。通称Zektbach the mathematics。理系のゼクトだ。
数学というものは、宇宙のあらゆる現象はなぜ存在するのかを人類なりに考えた学問である。
その中で根本的に支配している数が素数と言われている数である。
素数とは、1と自分自身でしか割り切れない(I only Divide Me)素敵な数であり
身近に当たり前の様に存在しながらどれくらいあるのか、何故それがあるのかが未だに分かっていない。
音楽と素数も密接であり、例えば古典音楽や民俗音楽は素数が根本的に支配している。
遥か昔にそれを素数と意識せず自然に音楽として表現し感情を揺さぶった事は実に興味深いことである。
素数に取りつかれた人は数知れず、中でもベルンハルト・リーマンという人物は
ついに膨大な素数の世界の地図の切れ端を見つけた事で知られている。
地図の切れ端に描かれていた一本の道――それはゼータと呼ばれ
今なおゼータを歩き素数の世界を旅する数学者は数知れない。
今回の調べは、ゼータから素数の世界に深く入り込んだリアンの物語である。
ゼータの道を進むリアンの前には光の女神狽ェ幾度となく立ちふさがり、その都度複雑な難問を投げかけるわけだが
それをポップンの譜面で表現してみたら左右平衡、同時押し、低速、乱打、階段、交互連打、軸階段となったのだ。
最後の混沌から軸階段へ移行していく部分は素数の世界の美しい情景が垣間見れるであろう。
この曲は拍子や音階、譜割り等でも数々の素数を使用している。
さあ、今こそ狽ェ問いかける7つの難問をクリアして皆も超越者となって頂きたい。
健闘を祈っておるぞ。
では次の章でまた会おうぞ!
◆ Zektbach ◆

プチーチカと申します。
この曲を初めて聴いた時は壮大で複雑な音色に不思議な魅力を感じ
それから曲の物語も教えてもらい更に世界観が広がりました。
歌の内容は素数という果てしない物、美しい物、終わることのない難解な世界
宇宙の混乱を表現してます。
後半、ピアノのアルペジオから一気に盛り上がる所では頭の中を数字が駆け巡るような気がしてなりません。
Zektbach氏の渋いコーラスにも助けていただきました。
皆様に楽しく遊んでいただける事を願っております。
◆ プチーチカ ◆

CHARACTER COMMENTS

光り輝く神殿が主。法に背く者。
汝怒りに触れれば天の裁きをその身に受けるであろう
・・なんて、こわいねー。

裁きの女神?つねられそうな人は覚悟してね。帰り道は落雷にご注意☆

素数か〜。「素数の中で2はひとりぼっちの偶数」という詩人の言葉が好き。
Zektbachさんに「もしかして『博士の愛した数式』読みました?」と聞いてしまいました(すごくいい話なのでおすすめですよ〜)。授業の数学は苦手でしたが、数のロマンは美しいですね。そんな私は数学は最終的に哲学になると高校生で知ってしまい、あきらめて理系から文転ならぬ芸転しました。なので理系の人は無抵抗で尊敬しますわー。この曲もすごいですね。なんか、ポップ君が。理知的というか。規則正しすぎる。EX譜面とか。
さておき
デザインはギリシャつながりで割りとすんなり決まりました。ただ光をムービーでなくキャラで表現するのが難しかったです。光を描くには影がないと分かりづらいんですよね。でも真っ暗にして光らせると闇のキャラっぽくなってしまうし・・・・。闇が先にあってそこに光が「ある」のか?光が先にあって光が「ない」ところが闇になるのか?太古から続く命題のひとつ。
でも幸いポップンは印刷物ではなくモニタで表現できるので、RGBつまり光をそのまま使えたのでした。髪の毛の色が常に変化したり、はじけたり、ぴかぴか思いつく限りのいろいろな演出を盛り込んでみました。あとせっかくのテーマなのでとことんRPGのボスっぽくしてみましたよー。扉を開きたくば私を倒してみよ!的な。探検の際はみなさま、おつかれさまでした…。

最後になりましたが、火花スパークな髪の毛などの美麗アニメを他のキャラともども作ってくださったスタジオ4℃のスタッフさんに今作も大感謝です。レタッチしてて楽しかったー!
◆ shio ◆
シグマ

STAFF COMMENTS
感電しそう〜MISSアニメのビミョーな顔がツボです。
◆ ちっぴー ◆
初めてlv26をクリアした記念すべき1曲。
◆ オオツ ◆
IDMの意味は理解できましたが、ゼクトの言っていることの半分以上は理解できていません!
◆ masaru ◆
この曲カッコイイよォ〜!
でもゲームでは、ムズかしすぎて、全然できないんだよ〜!
ちょっと!どうにかしてっ!!
◆ 村井聖夜 ◆
開発末期、とある日にゼクトバッハさんからEX譜面の美学について語られたのが、今では懐かしい思い出です。
この曲のEX譜面にはその美学が詰め込まれています。でも難し過ぎます。
◆ amamon. ◆
どっかの誰かが表の世界が終わったら裏の世界があるべきだとかいい始めたんですよ確か。
あまつさえ闇の後には光だろうとかいい始めたんですよ確か。
そこで光輝く人生を送る人たちの活躍が始まったわけですね。みなさん光り輝いてますか!俺ですか?聞くな。

んで、光の大ボスですが、ここはひとつ責任をとって頂かなくては、な意味を込めてかどうかは知りませんがゼクト殿の叙事詩がまた1ページ。

曲についてはそごすぎて最早語るべくも無いのですが、この後のボスを作る人はさぞ大変だろうなあこうして少年漫画はインフレしていくんだなあと感じたことを覚えています。ほんと勘弁してください。

曲も譜面も数学的で理系なところをさりげにアピールされてますね。難しいことしてるのに自然に聴こえさせるのは流石。
ちなみに赤ボタン縦連とそれに跨る大階段というのは大昔にミッキーチューンズで作ったことがあって、いつかまたやろうと暖めてたらもっとすごいのを持ってこられてしまってなきそうです。
◆ wac ◆

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