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METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES
“龍”D R A G O N 特集ページ
北村龍平監督による ポリゴンデモ最終調整をレポート
2003年末日、MGSTTSのポリゴンデモ部分を確認するために、北村龍平監督がコナミJPNへと来社した。出迎えた盟友・小島秀夫監督と軽く挨拶を交わすと早速モニターへと集中、独特な緊張感が現場を支配していくなかチェックが開始された。北村監督の意見や要請に対し、即事対応を重ねていくコナミJPNスタッフ。北村監督とコナミJPNスタッフの静かなる闘い…小島監督が見守るなか、濃密な時間が作業ブースに満ちていった。
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| 北村監督の過剰でエクストリームな演出を、コナミJPN 『ポリゴンデモ班』がゲームに落とし込み、『サウンド班』が効果音を付けていく。 |
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| 北村監督が来社、小島監督が出迎える。 |
早速制作されたデモ映像を確認する。 |
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| パッドを手にスタッフに指示を出す北村監督。 |
小島監督も壁越しにアイデアを出してくる。 |
『挑戦を続ける男、北村監督』は「映像」だけではなく「音」にも妥協はしない。数時間のデモチェックに引き続き、社内のスタジオにてサウンドチェックにあたった。
MGSTTSはポリゴンデモだけで4時間ものボリュームがあるのだが、それをノンストップ…休憩一切無しで行うバイタリティには圧倒された。
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| 社内のサウンドスタジオで、ポリゴンデモ部分の通しチェック。 |
スタジオ内でのチェックで気になった部分を、実機上で確認していく。 |
4時間後…スタジオでのチェックを終えた北村監督は、留意点・変更点などを的確に指示し六本木ヒルズを後にした。このような作業が幾度となく繰り返され「20世紀最高のストーリー」はリイマジネーションを果たし、2004年3月…全世界のユーザーの前に姿を表すこととなった。

“龍”D R A G O N 特別企画
好 き な モ ノ ? 嫌 い な モ ノ ?
北村龍平監督を、その嗜好から徹底解剖する。
そんな「戦い続ける男」北村龍平監督に、他所とは一線を画すインタビューを敢行。
全50問に及ぶ「嗜好」に関する質問、そして+αの設問から北村監督の構成要素を引き出し、北村龍平監督を知っている人も、知らない人も、コレを読めば「映画監督 北村龍平」が解る!…というモノになっているはずである。
氏名は?
北村 龍平
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職業は?
映画監督
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年齢は?
34歳(2004年3月現在)
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血液型は?
O型
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星座は?
双子座
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干支は?
酉年
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出身地は?
大阪府
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特技は?
演出
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座右の銘は?
意思あれば道通ず
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北村龍平を一言で表すと?
クレイジー
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「敵は????にあり」
敵は己の内にあり
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「鳴かぬなら、????ホトトギス」
鳴かぬなら、放っておこうホトトギス
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「目の前に壁がある」…どうしますか?
ぶち破る
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「大きな葛篭」と「小さな葛篭」、どっちを取る?
大きな方
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敵に囚われの身となった時の選択は?
最後まで逃げるチャンスを探すが、逃げれないなら一人でも多く刺し違える。
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生き別れた双子と再会。自分は優性、劣性どちらですか? またその理由は?
劣性。 俺が優性なら、今までこんな苦労せずにやってこれたはず。
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MGSTTS の登場人物の中で、自分に近いのは誰ですか? またその理由は?
リキッド。 勝ち負け関係なくド派手にケンカを売るところ。
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MGSTTS の登場人物の中で、憧れるのは誰ですか? またその理由は?
バルカン。 ヤツには迷いがない。
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MGSTTS の登場人物の中で、好きなのは誰ですか? またその理由は?
もちろんソリッド・スネーク。 文句なしにクールなヤツ。
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MGSTTS の登場人物の中で、嫌いなのは誰ですか?
いない。
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MGSTTS の仕事は如何だったでしょうか?
最高に楽しかった。 あまりにも傑作すぎる作品のリメイクということでプレッシャーもありましたが、もっとも尊敬するクリエイターの小島監督とご一緒できたことがこれ以上ないほど幸せでした。彼からあふれ出る無限のアイデアと、現場での瞬発力、そしてその愛すべき人間性。とても勉強になりました。ぜひまた何か一緒にやりたいと願ってます。
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MGSTTS で初挑戦したことはありますか?
ゲーム制作、ポリゴンデモ演出、モーションキャプチャー、そのどれもが初挑戦でしたが、違和感はさほどなかったです。むしろ映画より真面目に取り組んだぐらいですよ。絵コンテなんて映画では描かないですから。
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MGSTTS の北村監督的見所をお願いいたします。
ゲームそのものが最高なのは言うまでもないですが、やはりポリゴンデモの部分は現時点で世界最高レベルのものになっていると思います。どうせやるなら実写ではやれないウルトラアクションや、カメラワークを駆使した演出をやろうと、本当に「何でもできる」状態で新作映画を撮った気分です。ハリウッドのアクション大作を見終わったぐらいの圧倒的ボリュームで展開する新メタルギアワールドを体感してほしいですね。
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映画制作とゲーム映像の仕事に何か違いはありましたか?
コナミチームのバックアップが素晴らしく、クリエイションに集中することができました。そういう意味では極めて映画を作る時と同じ感覚でやれたので、プラットフォーム(映画からゲーム)が変わってもOS(コナミチーム)が優れていたので直感的に作業ができた、という感じです。
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敢えて聞きます!映画とゲーム、どちらの仕事が面白かったですか?
う〜ん、難しい質問ですね。でも答えられないでは面白くないので、あえて答えるなら・・・小島監督とならゲーム作りの方が楽しい!小島監督ほど感性が僕に近くて、刺激を与えてくれるホンモノのクリエイターには、映画業界では僕はまだ出会ってない。映画にこだわらず、一緒にやっていて楽しいと感じさせてくれるほど小島監督の途方もない才能に僕は惚れ込んでます。将来、小島監督とメタルを超える新シリーズを産み出せたりしたら最高ですね。
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またゲームの仕事をしたいと思いますか?
イエス。 でも最初が最高な作品だっただけに、ハンパなことはできませんね。
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今後の活動予定や、告知がありましたら、発表できる範囲でお願いします。
小島監督との出会いのキッカケとなった「VERSUS」に追加撮影した映像を加え再編集し、映像、音、特典ともに大幅にパワーアップした「THE ULTIMATE VERSUS」が2004年春頃にリリースされます。
そして今は新作を準備中。おそらくはこれが日本ではひとまず区切りとなる作品です。これが終わったら本格的にハリウッドでやります。二年後ぐらいにはハリウッドデビュー作をお見せできると思いますので期待しててください。
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最後にMGSTTS公式サイトを訪れてくれるファンに一言。
今回、作業に入る前にまず、小島監督に僕が指名された意味を考えました。ファンだったから嬉しいとか、そんなレベルで引き受けられる仕事ではなかったので。そして僕なりの結論として、これはもう暴走していいんだな、と。あまりにも大きくなりすぎてしまった「メタルギアソリッド」「小島秀夫」という縛り、制約をぶち壊すべく、小島監督自身が自らに放ったウイルス、刺客のような存在が北村龍平であるべきだと、勝手に決めました。 小島監督にどれだけ刺激を与えられるか?それは小島監督自身の手によって作られるであろう、まだ見えない「3」との戦いでした。僕の選択が間違っていなかったことを祈ります。それを決めるのはファンのみなさんです。まったく新しいメタルギアソリッド・・・ザ・ツインスネークスを楽しんでください。
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※2003年12月の取材より構成
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