[TOYのプロ野球コラム]

第1回 長打率
はじめましてTOYと申します。
パワプロの制作に携わる中でプロ野球について思うことをこのコーナーであれこれ書いて行きたいと
思ってます。
不定期更新になりますが、今後ともよろしくお願いします。

で、今回は記録のお話です。
長打率という記録をご存知でしょうか。
算出法は、塁打数÷打数、と簡単に書いてしまえるシロモノなんですが、これがよくわからない。

打率3割と聞けば、「あぁ10回に3回はヒットを打つんだな」とわかります。
また、防御率2点と聞けば、「9回投げて2点しか取られないんだ」とわかります。
で、長打率6割と聞けば、「10回に6回・・・何?」となってしまいます。
この不明瞭さがパワプロの記録に長打率を採用しない理由なんです。

長打率の問題は、単打を打っても記録が伸びることと、どういう率なのかが
分かり易く実感できないことにあります。
メジャーリーグでは長打者を示す記録として、塁打数から単打数を除いたものを残してるらしい
のですが、日本にはそのような記録がありません。
もっと長打者を明確に表現する記録方法は無いのでしょうか。

そこで試しに新たな記録を作ってみました。

ヒットの何割が長打か、というのでどうでしょう。
仮にコナミ式長打率と命名しておきます。
計算は、(安打数−単打数)÷安打数、という単純なものです。
では、実際のプロ野球でこの記録を比べてみましょう。(6/23現在)

長打率ベスト5は、

緒方(広島).555
松井(巨人).535
前田(広島).523
江藤(広島).508
鈴木(横浜).505


コナミ式だと、

金本(広島).439
江藤(広島).431
谷繁(横浜).407
松井(巨人).403
清原(巨人).390
ゴメス(中日).390

となります。
金本選手を例にとれば、ヒットの約半分が長打だとわかります。
この方が感覚的に理解し易い長打率ではないでしょうか。
もちろん規定打席は設けた方がいいでしょう。

今の長打率は強打者を示す目安のような数値になっています。
強打者指数とでも言えばしっくりくるのかも知れません。
この強打者指数という表現と長打率(コナミ式)がプロ野球の公式記録にでもなれば嬉しいのですが。


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