ランブルローズ  
ゲーム紹介 キャラ紹介 ムービー ダウンロード 開発者の声
2005.3.28 : ▼「ユークス開発秘話その2 〜泥レス編〜 」▼
2005.3.15 : ▼「今月のお小遣いの使い道」▼ 内田明理(プロデューサー)
2005.3. 7 : ▼「ユークス開発秘話その1 〜入場アニメ/キャラ編〜 」▼
2005.2.28 : ▼「屈辱と決意」▼ 内田明理(プロデューサー)
2005.2.18 : ▼「サイン会協力御礼+発売日、自腹でフツーにRRを買いに行ってみたレポート」▼ 内田明理(プロデューサー)
2005.2. 8 : ▼「更新するって約束は? 〜ランブルの音楽について〜」▼ 内田明理(プロデューサー)
「ユークス開発秘話その2 〜泥レス編〜 」
今回のお題は「泥レス」。実はこんなエピソードのもとに、あの泥レスはつくられていたのでした。


「実は、泥レスさせたいんですけれど……」

今も耳に残るあの言葉は、ある日、内田さんから告げられたものでした……。
照れながらそう告げる姿は、放課後二人きりの音楽室で勇気を出して告白してきた後輩の様で何ともキュンとしました (後輩はフルート抱いている事。これ、譲れません)。

が、次の瞬間に思ったのは、「え?」という疑問。
その次の瞬間に思ったのは、「成る程」という納得。
カチリと音を立てて、何かがハマりました。
「そうか、だから女子プロゲー作りたかったんですね?もう、照れないで最初から言ってくれればいいのに〜」などと、
否定する内田さんをニヤニヤと生温かい目で見ていましたが、 家に帰って冷静に考えてみると……こりゃとんでもないかも、とガクガクブルブル。 その日は逃げる様に酒を呑み、パワプロのサクセスモードをしていたのでした。 (ええと、伏字じゃなくて大丈夫ですよね?)

勿論、この事を伝えたスタッフも同様に不安を覚えたらしく、会議室は重い雰囲気に。居た堪れない雰囲気に逃げ出そうかと思った瞬間、一人のスタッフが事も無げに発言。
「俺、泥レスのビデオ持ってますけど見ます?」
思いがけないセリフに会議室を包む爆笑。でも、「何で持ってるんだよ!?」といったツッコミに笑いつつも、 心の奥底ではランブルローズ開発のお話を戴いた時に感じたものと同じ思いを抱いていました。 これは是非とも作りなさいという天の思し召しだな、と。

そうなれば早速行動です。件のビデオを持ってきてもらい、仕事という建前で女性スタッフにセクハラできるぞいと鑑賞会――もとい研究開始。これがポジティブシンキング。  ……え、違いますか?
もっとも、彼女達もランブルローズの開発に携わっているスタッフです。まったく動じてくれませんでした、ちぇ〜……。

それはともかく、実際に見てみると色々な問題点が出るわ出るわ。
その中でも問題だったのは、固形の泥に色っぽさがない点と汚く見えてしまう点でした。 折角女の子達を表現するのに汚く見える上に、色っぽさがなくなってしまうのでは意味がない。 内心、今日もお酒を呑んでパワプロだなと諦めかけていました。中には冗談混じりに「内田さんってWAM?」と言い出す者も。
……ふと聞く耳慣れない言葉。WAM? 訊いてみると、Wet And Messyの略との事。 Wetの意味は濡れる。Messyの意味は汚れる。 これを聞いて誰かが発言しました(文章的表現ではなく、素で誰か覚えていません……)。 「じゃ、水っぽい泥にしたらフェチっぽくなるんじゃない?」

……あ〜、はいはいはいはい!
多分、全員同じイメージが頭の中に浮かんでいたと思います。となるとアイデアがどんどんまとまってきます。
どうせなら当初打ち合わせで決まっていた、リングの周りを泥プールにするのではなく、泥プールをリングにしよう!
泥んこと言ったらアメリカを横断しちゃうアレ同様、会場はビーチにしよう、
開放感が汚れるというダークなイメージを払拭してくれる!
それなら汚れた時はイヤがるモーションをさせちゃおう! やっぱ水着でしょう!
会議が終わる頃にはもう、内田さんをニヤニヤと見ていた自分はどこにもいませんでした。

しかしここからがランブルローズの泥を探す、長い道のりの第一歩でした。
「汚さ」を感じさせず、その上で「汚れ」を感じさせたい。
泥で汚れたせいで肌と肌がヌルンといっちゃう「ヌメり」が見たい。
泥の色、光沢の加減、泥が流れ落ちるスピードはどれ位がいいか?
スタッフは皆、自分のフェチ加減がバレるのも厭わずに喧々諤々で意見を交換。 そして、MAD MUD MATCHは徐々に完成へと近付いていったのでした。

その全ての苦労はアメリカでの発表会、泥レスの画面がスクリーンに映された際に 起きた、歓声、拍手、笑い声が流し去ってくれました。 それでもスタッフからは消えない、MADという名前の泥があります。
「MAD MUD MATCH」。
ゲームを作る上で、ある意味狂気が必要だと感じさせてくれたスタッフと、そして 内田さんに、この場をお借りして改めて感謝の言葉を述べたいと思います。

薔薇は散るからこそ美しい? いやいや、薔薇は汚れるからこそ美しいんです。

`05 3/28
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