オムスク重機械製作工場


ロシアの製造会社『オムスク重機械製作工場』の前身は、1950年代から蒸気機関車や戦車、潜水艦などの開発・生産を行ってきた旧ソビエトの国営企業である。一般向けの市場へと参入したのは2035年と、FIRAに参加している企業の中では後発の部類に入るが、2020年初頭には既に軍事用SVの開発を手がけており、SVの開発・生産と言う点では実は古参に属する企業でもある。2027年頃には、同社製の軍用SVがデチューンされた状態で市場に出回ることがあり、一部のワイアヘッズがそれを手に入れて、使用する姿もたびたび見受けられた。この頃に知られた機体としては2031年のファーストランカーが使用していた重SV『チャーガ』などがあげられる。

現在のプロダクションモデルはロシア語で鯨を意味する『キート』。その名前に反して、軽量級に属する本機は軽快な機動性能と、充実したミサイル兵器類による遠距離からの攻撃を得意とする。オムスクはかつての軍用兵器メーカーとしての経験を活かし、単純な構造による頑強な武器と、試験的に開発された先端のテクノロジーを利用した武器(それらの多くは壊れやすい)の2つをキートに提供している。



ルサールカ中距離ミサイル

数種のミサイル兵器が販売されているキートの武装の中で、比較的スタンダードな位置に属するのが、この『ルサールカ中距離ミサイル』である。これは従来、肩に搭載されることの多かった対SV用ミサイルポッドを腕に搭載できるよう小型化したものだが、その火力は他機種が肩に搭載する中型対SV用ミサイルに匹敵する。また標準で200発を越える圧倒的な携行弾数は『ミサイルを撃ちっぱなしにする』ことも可能にした。対戦相手にとって、ロックオン性能に優れる積層脳素子と『ルサールカ中距離ミサイル』の組み合わせは確実に脅威となるであろう。



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